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peccatoveniale.jpg1975 PECCATO VENIALE  続青い体験

Italy LP Ri-fi RDZ-ST 14235

 イタリア南部の海辺の町を舞台に、兄から美しい妻の護衛を言いつけられた弟が、彼女への恋情をつのらせていく。「青い体験」の主演コンビ、ラウラ・アントネリとアレッサンドロ・モモを、サルヴァトーレ・サンペリ監督が再度起用し、少年の異性への憧れと不安を描いた。
 フレッド・ボングストは前作「青い体験」の作曲手法や音楽イメージをそのまま踏襲、コミカルで親しみやすいメイン・テーマを、コーラス、サックス、ギター、シンセ等様々な楽器を多用し様々にアレンジして聴かせる。全体としてのスコアのまとまりは前作を凌ぐ出来栄えになっており、「青い体験」とともにボングストの代表作と言えよう。

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malizia.jpg1973 MALIZIA  青い体験

Italy LP Cinevox MDF 33/68

 シシリー島の小さな町、妻を亡くしたばかりで3人の息子を持つ生地商人の家庭にやってきた若く美しいお手伝いさんをめぐるドタバタを、エロティックかつコミカルに描いたサルヴァトーレ・サンペリ監督作品。ラウラ・アントネリがイタリアのセックス・シンボルとしての地位を確かなものにした一作。
 イタリア艶笑ドラマに最適な音楽の条件として、親しみやすく聴いて充分に楽しめるほどノリの良いメロディーやリズムが挙げられるだろう。本作などはその典型である。特にメイン・テーマのノスタルジックなタンゴ・アレンジ「Tango propedeutico a Catania」はこの映画の本質を音楽で見事に言い表しているだけでなく、イタリア艶笑映画音楽の代表作とも言える一曲であろう。音楽担当のフレッド・ボングストは、1935年カンポバッソ生まれ。音楽院で作曲・ギターを学び60年代、ナイト・クラブで歌手として人気を得る。「Doce Doce」や「Frida」、そして1964年、テレビ番組のテーマ曲「Amore fermati」の大ヒットでイタリアを代表する歌手となる。1967年の「Il tigre」から映画音楽を担当、アクションやエロティックな作品が多いが、肩の凝らない中々楽しめるスコアを書いている。

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moglieamericana.jpg1966 UNA MOGLIE AMERICANA   甘い大陸

Italy 45 RCA Italiana PM45 3334

 ミラノからニューヨークへ社長のお供で出張した中年男の、マイアミ、テキサス、ニューオーリンズと巡りながらのガールハント旅行記。ウーゴ・トニヤッツィ、マリナ・ヴラディ、ジュリエット・プラウズ主演。 
 ギターのイントロから、トランペットのメロディーが大らかに響くメイン・テーマ。時折のぞかせるイタリアン風リズムがいい。「Passeggiata a New Orleans」のジャジーなリズムも上々の出来。 「世界残酷物語」や「地球のうぶ毛」など一連のドキュメンタリー作品で名を挙げた作曲家、ニーノ・オリヴィエロの佳作。

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pelo nel mondo.jpg1963 IL PELO NEL MONDO  地球のうぶ毛

Italy LP CAM Cms 30-090

 「世界残酷物語」の大ヒットに便乗して作られたイタリア製ドキュメンタリーの一編で、世界各地の珍しい風俗・習慣を集めている。 「世界残酷物語」の音楽担当で名をはせたニーノ・オリヴィエロと、ブルーノ・ニコライが共同でスコアを担当、美しいメロディーのメインテーマをアレンジを変えながら随所に挿入しつつ、一方ではトランペットやサックス、ギター、ストリングス、木琴などを駆使、ボサノヴァ、ビッグバンド、フラメンコ調など全編リズミカルで良質なサウンドを展開している。 なおブルーノ・ニコライは後年マカロニ・ウェスタン・スコアで名を挙げる作曲家エンニオ・モリコーネと名コラボレーションを組むことになる。

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