misraki

 ポール・ミスラキは1908年トルコのイスタンブール生まれ。パリ音楽院で学び、1930年代にジャズ・ピアニスト及びポップスの作編曲家として大成、またジャン・ルノアール監督の最初のトーキー映画に音楽を付けた事から映画の仕事も担当するようになる。しかし第二次大戦が始まると、ドイツ占領時代のフランスを逃れてアルゼンチンへ、そして渡米しハリウッドでルノアール監督のアメリカ映画の音楽担当を任される。戦後はフランスへ戻り、50年代から60年代にかけて集中的に映画音楽を手掛ける。代表作はロジェ・ヴァディムの処女作で女優ブリジット・バルドーを一躍有名にした「素直な悪女」や、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の「情婦マノン」、ジェラール・フィリップが画家モディリアニを演じた「モンパルナスの灯」、クロード・シャブロール監督の「いとこ同志」や「二重の鍵」、ジャン・ピエール・メルヴィル監督の「いぬ」、ジャン・リュック・ゴダール監督の「アルファヴィル」などがある。1998年パリにて死去。レジオン・ドヌール・シュヴァリエ賞受賞。

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deauvilleep.jpg1962 NOUS IRONS A DEAUVILLE

France EP RCA Victor 86 006 M

 日本未公開、ミシェル・セロー、ルイ・ド・フュネス、クロード・ブラッスール他出演のコメディで詳細は不明。英語原題は「We Will Go to Deauville」。サックスのすっきりした響きがいいボサノバ曲「Bossa-nova de la plage」、ヴァカンスの楽しさを実感させるサッシャ・ディステルのヴォーカル曲「T'es partie en vacances」、混声コーラスによる佳曲「Les Parisiens」など、ポップスの作編曲家ミスラキが真価を発揮した一作。

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dieu crea femme.jpg1956 ET DIEU ... CRÉA LA FEMME  素直な悪女

France 10 inch LP Versailles STD 2012

 南フランスの町サン・トロペ。 18歳の孤児ジュリエットと、彼女の満ち溢れる性的魅力に魅かれる男達との葛藤。 28歳のロジェ・ヴァディム監督が、当時としては大胆な官能描写とともに、22歳の愛妻ブリジット・バルドーの魅力を画面に溢れさせるほどに撮った第1回監督作品。 ポール・ミスラキは、トランペットやサックスを縦横に駆使し、セクシーなジャズ・スコアを展開、特にクライマックス、バルドーが情熱と迫力で魅せるダンス・シーンで奏される音楽は圧巻。また、ジュリエットの心情を表すような「Dis-moi quelque chose de gentil」も佳曲である。

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